さよなら自分

終わったことを書いていきます。

毎回慌ただしくホットドッグを頬張る女性に声を掛けてみた。

モテる女性とはどういう人だろう?要因の一つに"愛嬌の良さ”を挙げる殿方がいる。

では愛嬌とは?見方によっては媚びてるようにも見えるし、同姓から嫌われる恐れもある。しかし、男性から見た場合、やはり愛嬌ある子は可愛らしく見えるのも事実。

では、愛嬌がない女性は可愛くないのか?モテないか?となると決してそうでもないから難しい。

今日はそんな話を。

キャピキャピしているOLはいつの時代も眩い

平日の12時過ぎ。OLさんが2、3人でお昼休みに出かける姿は今も昔も美しく、まるでTSUBAKIのCMを見ているよう。彼女達のような眩い存在を見るだけでも昼は社外へ出る価値があると言っても差し支えない。 

和食にイタリアンにフレンチに破廉恥。六本木を少し歩けばそこには多くの選択肢が彼女達を手招きして待っている。店内に響く他愛も無い会話もよい。

「今度の旅行どこ行こうか?」「温泉行きた~い!」

「彼氏がさ〜」「うわ〜それは酷い!」

「今度◯◯君からご飯食べに行こうって誘われてるの!!」「良かったじゃん!!」 

可愛いとウザいが程よくミックスされた浮かんでは消えるトークに終わりはなく、こうした声をオカズに昼休憩を満喫している。 

愛嬌がなくても

しかし、全てのOLがハッピーオーラを出しているわけではない。特にたまに行くバーガーショップで会うOLさんは、常に物騒なオーラを身に纏っている。

www.asclassics.com

※ちなみにお店はここ。メインはハンバーガー。

彼女はなぜか常にホットドッグを食べている。ハンバーガーが大きすぎて頬張るのが難しいというのもあるだろうがなぜだろう?

私も一度ホットドッグを食べたことあるが結構大きかった。

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仕事が忙しいのだろう。食事中も左手でホットドッグを頬張り、右手でスマホをいじる。少ししてスマホを「バンっ!」とイラつき気味にテーブルに置いたかと思ったら直ぐにメール(LINE?)が届いたのかまた右手でスマホをいじる。今まで5回程会っているが、ほば毎回このパターン。

純粋に仕事が忙しいのか、元々の性格なのかは不明だが、彼女のことが気になっていた。無論、それが余計なお世話だろうというのは薄々気付いてるけど。。。

相席のチャンス到来

話は少し逸れるが、相席居酒屋というのをご存知だろうか?

これは厳密にはあくまでお店の仕様であり、本格的な相席ではない。言わばプレイだ。

ということで本当の相席を昨日味わった相席先輩として、今回は説明する。 

相席の経緯

昨日の店内はいつもより混んでいた。それは外国人集団がいつもより多かった影響だが、私は彼らよりも先に入店していたので、いつも座る出口寄りのテーブル席を確保することができ、ハンバーガーを食べていた。しばらくすると一人の女性が近づいてきて「ここいいですか?」と。

直ぐにイライラ女だと気付いたが、何食わぬ顔で「あっ。どーぞ」とクールに対応した。

席に座ると彼女は私から視線を逸らし、いつもと同じで左手でホットドッグ、右手にはスマホを持ってカチャカチャカチャと。表情を見ると眉間にしわを寄せてた。

左手には愛する人から貰った指輪が光り輝いて欲しいし、右手にはホットドッグではなく、もう少しリアルに伸縮するスティックをしごいて欲しいし、寄せて欲しいのは眉間のしわではなくOPだったり。。。とお馬鹿なことを考えているうちに気付いたことがある。

良く見たらエクボがあって可愛らしい女性だ。誰かに似ている。誰だろう?あっ、、、昔ミニスカポリスに出ていた来栖あつこ似ではないか! 

・・・見れば見るほど似ている・・・本人だろうか?念のため先生に聞いてみたら、アメーバブログをやってらっしゃった。 

atsukokurusu.com

最近の投稿で顔が出ているがやはり似ている。。。本人かな?

この時点で私の関心はホットドッグがどうとか、仕事が忙しいかどうかよりも目の前に座る貴女が来栖あつこなのかどうか?に変わっていた。もし本人ならばお世話になった挨拶をしないといけない。場所は俺達の六本木。本人の可能性は十分ある。

いざ質問
時間もないので恐る恐る聞いてみた。

「あのーーーー?」

「はい?」

「この店たまに来るんですけど、いつもホットドッグ食べてませんか?」

すると

「あっ私もたまに見る人だなって思ってました(笑)ここのホットドッグ美味しくないですか?」

初めて彼女の笑顔を見た。やはり来栖あつこだ!続いてというか本命の質問を小声で聞いてみた。

「間違ってたら申し訳ないんですけど、タレントの来栖あつこさんですか?」

すると

「いや、よく言われますけど違います(笑)」

失敗した……。聞かなきゃ良かった。よく見ると本人よりも若そう。

その後少し話したが、彼女は近くの会社で働くOLさん。毎日帰りが遅いから昼間に敢えてジャンクフードを食べ、その後の空腹感を消しているようだ。

※もうそんなことどうでも良かったけど。

楽しい時間はあっけなく過ぎ去り、彼女はお店を出た。最後に「また会えば(笑)」と、やや迷惑そうな顔で店を後にした。

ストローは何処へ

こうしてここ数ある悩みの一つだった「ホットドッグガール」事件は無事に?解決した。

余談だが、立ち去る彼女に対して「片付けておくからそのままでいいですよ」と置き去りにしたドリンクのストローをどう使ったかまでは言えない。言えやしない。。。